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hirobenaoko BLOG
by nh6610002
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岩佐康彦さん ソロ 061223
楽しみにしていた兵庫県立芸術文化センターの岩佐さんソロ。いつもこぢんまりしたライヴハウスでお酒が入っている岩佐さんの演奏しか聞いたことないのに、岩佐さんもお客さんも素面(しらふ)。それだけでも相当貴重(笑)。しかも大きなホールでピアノのみ置いてあるクラシックコンサートのような雰囲気。満席。このシチュエーションだけでドキドキするには十分。一体どんなことになるのかと思ったら・・・

本当は翌日に感想を書こうと思ったのに、想像を遙かに超えて本当に素晴らしくて、感動して、あのピアノの演奏をどう書いていいのか分からなかった。音の表現、感想を言葉にするのは難しい。 鋭さや柔らかさ、深さ、懐かしさ、温かさ、romantic、deep blue but not dark。なんで英語やねんとつっこまないでください。私、英語の歌を歌っているのに残念ながら決して得意じゃない。でも、どうしてもあの音を「浪漫的」と書くと違う。違う。「深い青」というのも、違う。deep blue but not dark というのは、深いブルー、でも決して闇に包まれたような暗さではない、というようなことが言いたかったのです。もちろんあくまで私のイメージですが。そして全曲、圧倒的な集中力で観客を引き込んでしまった。本当に凄かった。実はどこからか覚えていないけど涙が止まらなくなってしまった。別にそれは驚くことではない。日本を代表するバップスタイルのジャズピアニストなのに、お酒が入るとただのオジサンにしか見えず、凄いピアニストということを思わず忘れてしまったりするだけのこと。とにかく、とにかく、素晴らしい演奏だった。

ジャズの演奏は、ソロ、デュオ、トリオ、カルテット、クィンテット・・。そのすべてに面白さがある。二人以上で演奏すると化学反応が起きる。それがたまらない。でも、ソロがその人の世界観をダイレクトに伝える一番の方法なのは間違いない。岩佐さん、またソロ聞かせてください。聞くことが出来なかった方、次回は是非。必聴です。あ、MCも、、、必聴です。漫画映画、、、、
by nh6610002 | 2006-12-26 23:39 | live report
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